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マイナスも伝える 誠実さが信頼を築く

黒川 徳之
黒川は越谷営業所の所長と草加SCのまとめ役を兼務し、半々ぐらいの割合で双方を行き来している。

越谷営業所広さは1100坪。
川口営業所と共に中央株式会社最大規模の倉庫スペースを保有しており、アパレルや販促物、電化製品などの物流アウトソーシングを請け負っている。
「扱う分野」の多様性では恐らく同社一と言える彼に、「アウトソーシング」を成功させるために実戦していることを聞いた。
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工場
越谷営業所は、個人向けの発送を行うBtoCと店舗へ納品するBtoBの業務をほぼ半々で行っている。

「アメリカ製の電化製品を国内向けに仕様変更するなどの業務に加え、大学の通信教育学部様・入試事務局様の発送代行も手がけております」
と聞くと、アウトソーシング物流はそこまで請け負うものなのかと、感心する方も多いに違いない。
そんな越谷営業所と通販等の個人向けに特化している草加SCの双方で活躍する彼は、普段からどのようなことを心がけているのだろうか?

「弊社の経営理念である『アウトソー信グ』を大事にしています。 アウトソーシングパートナーとしてまずはお客さまとよく話し合って方針・目的を共有することから始め、厳しい原価等のコストの取り決めを明確にし、大切な業務を任せていただけるだけの信頼関係を築き上げることに力を尽くしています。それには、いい話だけでなく、ときにはマイナスな話もさせていただきながら、お互いがよりよくなることをめざします。 あとは、こちらの自己満足にならないよう、本当にお客様が喜んでくださっているのかを常に考えるようにしています」
加えて、「極力断らない」順応性も大切にしている。
「お客様のご要望や体制には、出来る限り対応することがうちのよさかなと思っています。 断らず、応えることで、進化してきたというか。 たとえば出荷の指示を頂くこと1つにしても、大手の物流会社なら、『こういったデータがなければお引き受けできません』と簡単に門前払いしてしまうこともありうるでしょう。 でも世間には、なかなか大手のルールに対応できない会社もたくさんあります。 弊社は、そういった十分な対応がむずかしいお客様の物流をお引受し、出荷の内容などから一緒に相談しながら構築していく『セミオーダー物流』が特徴です」
断らず、応えることで 進化してきた
ラッピング
黒川が「断らない」ことと並んで重視し、尊重しているのが得意先の「こだわり」だ。 「草加SCのお得意様で皮革製品の通販をされている会社があるのですが、ご自宅用としてお買い求めいただいた商品に対しても、箱にリボンをかけて『ご自身へのプレゼント』という形でお届けしています。それは、弊社のお客さまには従来なかった初めてのスタイルでしたので、スタッフ2名にラッピングの資格を 取得させ、周囲にもノウハウを伝授してもらって、全員が美しくラッピングできるような体制を作りました」 新たに構築したラッピング体制は、今後、同社の武器になっていくだろう。
梱包作業
黒川はさらにエンドユーザーの視点も、常に意識している。

「個人向けの発送では、細かいところまで気を配っています。 直接お客様(エンドユーザー)へのお届けになりますので、品物を間違えてはいけないというのは当然として、支払い方法や住所の記載など、弊社の方でデータ加工したものに不備がないかどうか、チェックすべき項目は非常に多くなります。これはお店へドーンと送るのと違う苦労です。 梱包にも気を遣います。届いた時に、箱を開けてきれいに入っているのとそうでないのとでは、印象がまるで違ってきますよね。せっかくいい商品を買っていただいたのに、梱包のせいで、商品の価値が下がってしまうようではいけません。 現場のスタッフには、そういった心配りを大切にするよう、日々指導しています」
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黒川 徳之プロフィール
入社11年目。
中央株式会社に入社する前は野球用品のメーカーに勤務し、やはり物流を担当していたと言う。

趣味は草加SCの渋谷所長と共に楽しんでいるソフトボール。
中央株式会社には3年に一度、15万円の補助金を支給して家族での旅行を推奨する『家族旅行制度』があり、「私以上に嫁さんの方が、『今年は家族旅行の年だよね』と期待しています。前回は2泊3日で北海道へ行きました」
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