スタッフブログ
2025.5.2
【物流アウトソーシングの中央株式会社】物流改正法②
物流アウトソーシングの中央株式会社。倉庫、発送代行のご用命はお気軽にどうぞ。通販にも対応!
代表の斉藤です。先日記載した「流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律及び貨物自動車運送事業法の一部を改正する法律」について感じたことの続きです。
今回の法改正で感じるのは、政府が「物流の在り方を変えよう」としていることです。物流を効率化するには、それぞれの”会社”の努力や義務だけでは、どうしても対立してしまうので、今回は実質的に”複数社”が連携することが前提となっています。
例えば「荷役時間を10分短くする」ということは1社だけでできるかもしれません。ただ、それを「1時間短く」し、しかも「未来ずっと継続する」ということになれば、物流のスタートからエンドまで全てを調整しないと達成は困難です。
もちろん各社は営利団体なので、これからも自社の利益を求めますが、物流を使用する(携わる)ためには、自社の範囲だけの思考を捨てて、全体リソースの効率を考えるようにと、政府から最低条件が出されました。
そのためには今まで以上に、関係者双方でコミュニケーションをし、信用信頼を築いて、取り組むことが必要になるでしょう。これらは当社の経営理念でもあり、会社として目指してきたスタンスです。これを更に磨き上げられるよう努力していきます。
では、物流会社の当社にとって今後、具体的に取り組むべき内容は、当然機械化等によって効率を上げ、それによって利益を確保していく、ことです。ただ、それは我々のような中小企業の資本力では限界があります。どちらかと言うと、それよりも「機械化し辛いこと」「機械化が困難なこと」で付加価値を提供できるようになるべきだと考えています。それこそ、これは新規チャレンジだと思っています。
関わる全員が幸せになるように、そのためのチャレンジを、社内外問わず協力し合って、行っていきたいと思います。引き続き、宜しくお願い致します。
contact