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物流業界の人手不足③ 広がる新たな輸送方法

物流業界の人手不足③ 広がる新たな輸送方法


こんにちは。
中央株式会社の魅力をお伝えする、ライターの山崎です。

物流業界の人手不足についてお話するシリーズの第3回。
今回はその対策として進む、新たな輸送方法についてお話しします。

人手不足を解消する手段として、現在希望の光になっているのが「貨客混載」や「ドローン輸送」の活用です。

①貨客混載
貨客混載とは、バスや電車、飛行機などのヒトを運ぶ乗り物で貨物を運ぶこと。
または貨物を輸送するトラックなどでヒトを運んだりすることを指します。

この制度、実は2017年9月から本格的にスタートしていましたが、特に注目を集めるきっかけとなったのは新型コロナウイルス感染拡大。
外出自粛によって電車や飛行機の利用客が激減したことで、新幹線や飛行機でも積極的に貨客混載が利用されるようになりました。

導入には、業者間のマッチングや、旅客と貨物のバランス、継続性など、課題も多くあります。
しかし、いまある輸送手段を活用できるのは大きな魅力。
輸送の人手不足を補う有効な方法となり続けるでしょう。


②ドローン輸送
ドローンを使った輸送も技術が進歩して実用化され始めています。

最近話題になっているのが、長崎県五島市のドローン輸送。
離島で構成される五島市は車による宅配に不向きな上に、島から島への輸送で商品が届くまで時間がかかります。
そこでドローンを利用し、安全かつスピーディーに荷物が届けられるよう、取り組みが進んでいます。

ドローンを使用できるエリアが限られることや、墜落や落下を防ぐ安全性などが課題ですが、ドローン輸送は今後当たり前の手段になるかもしれません。


このように、人手不足を補いつつ持続可能な輸送の取り組みは、少しずつ進歩しています。


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◎物流業界の人手不足②はこちら

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物流業界の人手不足② 機械化・デジタル化で省人化

物流業界の人手不足② 機械化・デジタル化で省人化


こんにちは。
中央株式会社の魅力をお伝えする、ライターの山崎です。

物流業界の人手不足についてお話するシリーズの第2回。
今回はその対策として進む「機械化・デジタル化」についてお話しします。

日本の物流政策は、「総合物流施策大綱」に沿って行われています。
その中には、「物流DXや物流標準化の推進によるサプライチェーン全体の徹底した最適化(簡素で滑らかな物流の実現)」が挙げられています。

その中には
●手続き書面の電子化
●サプライチェーン全体の最適化を見据えたデジタル化
●隊列走行・自動運転の実現に向けた取組の推進
●伝票や外装、パレットなどのモノ・データ・業務プロセス等の標準化の推進
●倉庫等の物流施設における自動化・機械化

などが含まれています。

特に、物流施設の自動化・機械化としては、無人配送ロボットやピッキングロボット(アーム式、レール式など)の導入や、AIによる検品などが挙げられます。

2022年9月に行われた「国際物流総合展2022」でも、多くのロボットや機械が展示されました。
また、全自動化を目指して実験を行っている企業もあり、物流業務の機械化やデジタル化はますます進むでしょう。

しかし、これらには非常に多くの投資が必要。
また、システムの運用に詳しい人材の確保も必要です。
物流業界は中小企業が多いため、機械化やデジタル化は地道に少しずつ、になりそうです。

中央株式会社では、人ならではの細やかな対応を得意としています。
機械化やデジタル化の波と今後どのように融合していくのか、とても楽しみです。


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「総合物流施策大綱」については
https://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/butsuryu03100.html

◎物流業界の人手不足①は
こちら
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物流業界の人手不足① 深刻化する物流の担い手不足

物流業界の人手不足① 深刻化する物流の担い手不足


こんにちは。
中央株式会社の魅力をお伝えする、ライターの山崎です。

突然ですが、物流業界で話題になっている「2024年問題」はご存知ですか?

働き方改革の一環で、2024年からトラックドライバーに時間外労働の上限(休日を除く年960時間)規制が適用されます。
この規制により、トラックドライバーの確保がさらに難しくなるといわれています。
これが「2024年問題」です。

ドライバーが足りなくなるだけでなく、長時間労働になりがちな長距離輸送の確保がさらに困難になるなどして、物流が混乱する恐れがあります。

「2024年問題」は主に運輸業にまつわる課題。
とはいえ、少子高齢化による生産年齢人口の減少が見込まれる今、物流業界全体を見ても人手不足が問題視されています。

物流が滞ると、商品の価格が上がったり、商品が手元に届くのに時間がかかったりと、暮らしのさまざまな場面で大きな影響が出てきます。
これらは新型コロナウイルス感染拡大やウクライナ危機でも見られていることですが、近年中に解消されたとしても、人手不足で同じような状況になる可能性は大いにあります。

この状況に対して、物流業界もただ指をくわえて見ているわけではありません。
業務効率化や労働環境の改善などのあらゆる手段で、人手不足を解消しようとする動きが出ています。

次回から、物流業界の人手不足を改善する様々な対策をご紹介します。


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通販の決済方法⑤ あると安心・便利な決済サービス

通販の決済方法⑤ あると安心・便利な決済サービス


こんにちは。
中央株式会社の魅力をお伝えする、ライターの山崎です。

通販の多様化した決済方法についてお話しするシリーズも今回が最終回。
第5回は、あると安心・便利な決済サービスをご紹介します。


①ペイジー(Pay-easy)
インターネットバンキングや銀行ATMから支払いができる決済サービスです。
税金や公共料金の支払いに利用されることが多いサービスですが、通販でも利用されています。
払込票や通販サイトの請求ページに記載された番号を、インターネットバンキングやATMから入力すると、支払金額が自動表示。
簡単な操作で支払いできます。
一見すると銀行振込とあまり変わりませんが、ペイジーを利用すれば手数料無料となることも。
クレジットカードを持たない人にとって、お得なサービスといえます。

②後払い決済サービス
後払い決済とは、購入商品の到着後に内容を確認してから代金を支払う決済方法のこと。
「NP後払い」、「Paidy」、「アトディーネ」などがこれにあたります。
商品と同梱または別で払込票が届き、購入者はサービスが提供している支払い方法(コンビニ振込、銀行振込、ID決済など)で期日までに支払いすればOK。
クレジットカードも現金も今すぐ用意できない時でも、買い物をすることができます。


これら以外にも、コンビニ払込票に記載されたバーコードを読み込んで、ID決済できるようになるなど、決済方法は多様化し、ますます便利になっています。
通販を拡大する際は、店舗のターゲット層が利用しやすい決済環境を積極的に整えることを考慮しておくとよさそうです。

中央株式会社では、通販物流に特化したSinサービスセンターを展開。
決済方法と合わせて物流アウトソーシングもぜひご検討ください!


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Sinサービスセンターについては

◎通販の決済方法④はこちら
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通販の決済方法④ 注文後に決済するサービス

通販の決済方法④ 注文後に決済するサービス


こんにちは。
中央株式会社の魅力をお伝えする、ライターの山崎です。

通販の多様化した決済方法についてお話しするシリーズの第4回。
今回は、注文後に決済をするサービスをご紹介します。


①銀行振込
商品注文後、代金を店舗指定の金融機関の口座に振り込んで決済するサービスです。
その際の振込手数料は購入者が負担。
指定の金融機関の口座を持っているかどうかで手数料が変わります。
商品は、店舗が振込を確認後に送付されるので、注文から到着までに時間がかかります。

②コンビニ振込
商品注文後に店舗から送られてくる払込票を使い、コンビニエンスストアで支払う決済方法です。
家の近くにコンビニエンスストアがあれば、買い物ついでに利用できてとても便利です。
このほかに、特定のコンビニエンスストアの専用端末に受付番号を入力し、レジで決済する方法もあります。
銀行振込同様、商品が届くのは店舗による振込確認後になります。

③代金引換
商品が届いたとき、配送業者に商品代を支払う決済方法です。
銀行振込やコンビニ振込より早く商品が届きますが、手数料が高くなることがほとんど。
より急いでいるときや、出かけることが難しい場合に利用するとよいでしょう。


これらの方法は、クレジットカードを持っていない人や、インターネット上の各種決済に抵抗がある人には便利なサービスです。
通信販売の歴史の初期からあるサービスなので、全ての年代の方が利用できるのも魅力のひとつ。
上手に活用しましょう。

次回は最終回。
あると安心・便利な決済サービスについてご紹介します。


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