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鞄だけでもこれだけある!アパレル雑貨の検品&流通加工とは?

bag

こんにちは。
中央株式会社の魅力をお伝えする、ライターの山崎です。

鞄を美しい状態でお客様のもとへお届けする。
そのために、物流のアウトソーシングでできることには、異物の確認をする「検査」や商品に不具合がないか確認をする「検品」、商品を希望の状態に整えて発送するための「流通加工」があります。
言葉にするのは簡単ですが、その内容は奥深いものがあります。
今回は「鞄」を例にして、アパレル雑貨の検品や流通加工の内容やポイントをご紹介します。



鞄といってもいろいろある


まず、「鞄」といって、みなさんはどのようなものを想像しますか?
ビジネス用の鞄、装飾が多いオシャレな女性向け鞄、トートバッグ……
いえいえ、それだけではありません。
夏用のカゴバッグやランドセル、小さなポーチなどなど、鞄の材質や形状は多種多様。
鞄が違えば検品内容や流通加工にも違いが出てきます。
不具合をどのような方法で見つけられるのか、みていきましょう。



異物のチェック


鞄の不具合でまず気を付けなければならないのは、異物の混入です。
異物混入を防ぐために有効な手立てが2つあります。



①検針


異物の中でも特に気を付けたいのは、折れた縫い針。
これが商品に残されていると、お客様が怪我をしてしまう恐れがあり、取引先との信用問題につながりかねません。

この折れた縫い針に効果があるのが「検針」です。
検針では、商品を金属に反応する検針機に通してチェックします。

検針で最大のメリットは、目視よりも高い精度で素早く確認できること。
一方で、商品に金属が使われていると利用できないほか、金属以外の異物は発見できないデメリットもあります。


②X線検査


検針でのデメリットを補える検査が「X線検査」。
商品をX線装置に通すことで、金属以外の異物も見つけ出すことができます。
さらに、表地と裏地の間にある異物までも見つけられるので、より細かく異物をチェックできます。

ただ、機械を通すだけでよい検針とは違い、X線検査では映像を確認するスタッフの「見る目」も大切。
経験を積んだスタッフでない短時間での検査は難しいデメリットがあります。



細やかな検品は人の手で


異物確認は機械を利用することで確認ができることがお分かりいただけたと思います。
しかし、異物確認以外の鞄の検品は、やはり人の手を必要とします。

具体的には、
●縫い目(編み目)の乱れがないか
●形が崩れていないか
●汚れの有無
●ファスナーの開閉がスムーズかどうか
●ボタンなど装飾品の縫い付けがしっかりしているか

など、見た目や機能面の検品があります。

これらの中には、商品を扱いなれている熟練スタッフの手による検査が必要なことも。
手間もかかるため、どこまで検品ができるかは倉庫会社によって異なります。



流通加工


流通加工の代表的なものの一つである「ラッピング」。
特に鞄は贈答用としての需要も多いため、ラッピングができるかどうかは、物流をアウトソーシングする際には注目しておきたいところです。

袋状のものに包むだけなのか、箱+包装紙のラッピングできるのか……。
それだけでなく、メッセージカードを添えられるのか、なども重要なポイントになります。
ラッピング対応も倉庫会社によって違いがあるので、事前のチェックが欠かせません。



検品や流通加工をスムーズにするスタッフの存在


これまでもご紹介したとおり、検品や流通加工をスムーズかつ確実に行うためには、熟練スタッフの存在が不可欠です。
アウトソーシングを担う倉庫会社でも、検品や流通加工に力を入れているかどうかで、スタッフの人数や質は大きく変わってきます。
自分たちが望んだ内容で検査してもらえるのか、問い合わせることはもちろん、契約する前に倉庫での作業を見学しておきましょう。



中央株式会社の検品&流通加工


中央株式会社では、アパレル雑貨や洋服の流通加工を得意としている物流アウトソーシング会社。
オプション対応にはありますが、今回ご紹介した検品と流通加工の対応もOKです!
どのような鞄をどのような状態で出荷したいのか、事前にしっかり話あうことで、美しくかつ効率的な対応を実現しています。

加えて、洋服へのタグ付けやプレス加工などの流通加工もしっかり対応。
熟練スタッフが心を込めて作業しているので、アパレル全般の物流アウトソーシングを安心して任せられます!



まとめ


鞄の検査・検品や流通加工だけをみても、これだけのポイントがあります。
しかも、スムーズに検品や加工を行うにはスタッフの熟練した腕が必要。
それが検査・検品・流通加工をより難しくしていることがお分かりいただけたと思います。

これらの工程は必ず行わなければいけないものではありません。
しかし、それをあえて行うことが、商品の品質向上や会社への信頼度を高めることにつながります。
物流をアウトソーシングする際にはぜひ一度検討することをおすすめします!

中央株式会社では、多くの実績からケースごとに適した検品・流通加工をご提案しています。
迷ったらぜひ相談してみてください。


中央株式会社については
https://www.chuoh-logistics.com/

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