課題を共に解決する、倉庫物流、発送代行のアウトソーシング
HOMEスタッフブログ(ブログ)川口営業所 > リスクハンター【物流アウトソーシングの中央株式会社】

リスクハンター【物流アウトソーシングの中央株式会社】

リスクハンター【物流アウトソーシングの中央株式会社】

川口営業所のOです。

ネットのニュースでこんな記事を拝見しました。

 

三井住友海上火災保険が2017年末にリリースしたアプリ「リスクハンター」。損保会社が実施する事故防止・削減対策としてゲーム方式を採り入れたのは、このアプリが初の試み。

最近は人手不足を背景として倉庫内で働く不慣れな労働者が増加し、外国人労働者も目立つようになってきたが、これらの労働者に効率よく、意味のある事故防止研修を行うことが、物流企業の中で重要な課題として浮上してきているのだという。

 

以下は開発者の方のコメントの一部抜粋です。

 

【保険金を支払う際、事故の現場に行って実際に事故を見るわけですが、当社としても顧客にとっても「本来はない方がいい業務」だといえます。なくすためには何がいいのかということを考えたとき、答えは「現場」にあるということがわかるわけです。

 例えば「こういう場合は数パターンの事故の発生率が高い」という情報を把握できるようになります。これを分析し、わかりやすく顧客に伝えるように心がけています。

一方で、運送会社や倉庫会社に行ってこういう取り組みを実施しようとしても、ワーキングタイム中やお昼の休憩に時間を取ってもらうというのはなかなか難しいのが実情です。いざ開催しても大抵、数人はそこで寝てしまう。

セミナーの中身が退屈になりがちだということだけでなく、肉体労働をしながら1ヶ所に集まり、勉強会に参加しているわけで、眠くなってしまうというのは仕方のない面もあります。

 事故は従業員が安全を理解しない限り、なかなか減るものではありません。

そこで「顧客やその従業員が取り組みやすいようにできないか」「彼らが受け入れやすいのはどういうものか」と考え、例えばゲーム形式はどうかということになったのです。

保険会社目線ではなく使う側目線、何故聞いてもらえないのかではなく、彼らが使いやすい方法は何かということを徹底して考え「どうせやるなら面白おかしく作ってみたらいいのでは」という思いから、リスクハンターという企画の着想を得ました。企画の着想を得ました。

楽しみながら触ってもらい、同時に事故防止につながるならこれはいいと考えたわけです。事故防止の必要性は保険会社だけでなく顧客側もわかっていることですが、それを「どう現場に伝えるのか」が最も悩ましかった。そこで勉強会から視点を変えてみよう、ということでゲーム方式に着想したのが一つのきっかけになります。】

 

倉庫の事故や火災のニュースなど、よく目にする事がありますが、ゲームのアプリとして事故防止を導入できれば各個々人が意識しやすくなりそうだととても興味深く感じました。

リスクヘッジの参考になればと思います。


物流アウトソーシングの中央株式会社。倉庫、発送代行のご用命はお気軽にどうぞ。通販にも対応!