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【物流アウトソーシングの中央株式会社】中央月報2018年10月号

【物流アウトソーシングの中央株式会社】中央月報2018年10月号

物流アウトソーシングの中央株式会社。倉庫、発送代行のご用命はお気軽にどうぞ。通販にも対応!

代表の斉藤です。先日発行された中央月報2018年10月号から、1つの記事をご紹介します。ぜひご覧ください!
毎週水曜日の朝礼で掲げています7つの行動指針の中で私が特に思い入れがある項目をご紹介します。

「ありがとうと言える感謝の心を持とう」です。

ありがとうの言葉には対人・対物・環境・状況など様々ですが、私は今この時代この環境下の中で仕事に就き、給料をもらい、重度な体の不調もなく当たり前のように生活している環境に感謝の心を持たなくてはいけないなと考える時があります。

行動指針は当時の社員が集まり意見を出し合い決定した7項目ですが、「感謝の心を持とう」と提案した方のその言葉の背景には震災の被災者を想う内容に、私は共感を持ち今でも自分の中に大切に残しています。

当時は東日本大震災が発生したばかりということもあり、被災した方々が今までの仕事・家・家族・生活が一瞬にして予期せずに失われた状況に当時の私も強い衝撃を覚えました。就職活動中であった私の友人は、被災した方々の就職難と重なり新たに仕事に就くことが大変な時期でもあったそうです。

そんな状況下の中、私の生活には大きな影響もなく、日常の中で悪い出来事・不満・我慢・辛い時もありますが、被災した方々を想うと現状の当たり前という基盤があるあなたはそれでも幸せなのですよ、こっちは失ったものは多くこの先不安で仕方ないですよと言われている様な気がしてなりません。

震災とは関係ありませんが病院通いの高齢な親をみて、仕事がしたくてもこの身体じゃ仕事をすることは容易ではないだろうと思うとともに、私もいつかは身体の自由が利かなくなり、一人では生きていけなくなる時が来ることで、身体が動ける今だけだと感じています。

震災や事故、体調変化など、この先の未来は何が起きるかわかりませんが、環境や身体が原因で仕事をしたくても出来ない人たちもいる世の中に、今の当たり前の生活や仕事が出来ることに感謝の心を持っていきたいと思います。