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【物流アウトソーシングの中央株式会社】中央月報2020年1月号のご紹介

【物流アウトソーシングの中央株式会社】中央月報2020年1月号のご紹介

物流アウトソーシングの中央株式会社。倉庫、発送代行のご用命はお気軽にどうぞ。通販にも対応!
本社の斉藤です。先日発行されました中央月報2020年1月号より、1つの記事をご紹介します。ぜひご覧ください!
学生時代に強く印象に残った先生がいます。

私は文系の学生だったのですが、生物学という授業を受ける機会がありました。

教えてくれたのは、昭和の天皇陛下にご進講をしたこともあるという、生物学の世界では大きな実績のある、かなりの老齢の教授でした。

文系の学生にとっての生物学は卒業に必要な単位の一つでしかなく、真面目に生物学を学ぼうという学生は少なかったのですが、その老教授は毎回熱心な講義をしてくれていました。

老教授の専門はクラゲやイソギンチャクといった海洋生物で、実に楽しそうに学生に対して生き物の話をしてくれました。時には「皆さんに見せてあげたくて」と言いながら、自分で飼育している小さなクラゲとイソギンチャクをガラス瓶に入れて来ることもありました。

真面目に生物学を学ぶ意志などない学生に対して、なぜ老教授は熱心な講義を続けることができたのか。

老教授は、海洋生物の研究に人生を捧げ、一人でも多くの学生に対して自分の持つ知識を伝えることを使命だと感じていたのではないでしょうか。

相手が天皇陛下であろうと文系の学生であろうと、同じ熱意をもって教えることが自分の仕事であると。

老教授のように確固たるなにかをもっていなくても、小さくても使命を感じて仕事ができれば、私のような凡人でも少しは良い仕事ができるのではないか。まずは目の前の仕事に対して教授のように誠実に向かい合いたいと思います。