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【物流アウトソーシングの中央株式会社】物流業界の2024年問題

【物流アウトソーシングの中央株式会社】物流業界の2024年問題

中央株式会社の代表の斉藤です。
ご存じの方も多いかと思いますが、今物流業界、特に運送業界で「2024年問題」というものが大きな話題になっています。

2024年4月1日から、ドライバーの時間外労働時間の上限が制限されます。これにより、具体的な対応を行わない前提だと、輸送能力が2024年度には約14%、2030年度には約34%不足する、というものです。つまり、10個運ぶべき荷物があっても、6個しか運べない状態になります。(実際には輸送商品(トラック種類)や地域によってバラツキは出るはずです)

正直、物流は日常生活において、日頃から強く意識されているものではないはずで、このようなことを言われても、あまり実感がないかもしれません。
ただ、これによって今と比べて社会生活のサービスレベルは落ち、お店に並ぶ商品が減ったり、通販で購入してもすぐには届かなくなるなど、大きなインパクトが予想されます。
また、当社を含めた企業収益も大きく変わってくるはずです。

当然政府としてもこれを回避すべく、少し前になりますが、2023年3月31日に、岸田総理が「第1回我が国の物流に関する閣僚会議」を開催しました。
その中で、「1年以内に具体的成果が得られるよう、対策の効果を定量化しつつ、6月上旬をめどに、緊急に取り組むべき抜本的・総合的な対策を政策パッケージとして取りまとめてください」と明言しています。

政府の対策がどのようなものになるか、現段階では良く分かりません。
ただ、当社も物流サービスを提供している身として、この問題に対して、当社のお客様、協力会社様と一緒に取り組んで行く必要性を感じています。そのことが、その先にある、みんなが豊かになる生活の実現に繋がればと願っています。

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